鹿色のIT雑記

エンジニアの鹿色がIT技術を追いかけていくブログです

UTMにUbuntuをインストールしてみた

2日連チャンでUTMの記事です。

今回はタイトルの通り、Ubuntuをインストールしてみました。

Ubuntuとは?

有名なのであまり語ることはないかと思いますが、公式サイトより引用します。

Ubuntuは、デスクトップPCやクラウド、インターネットに接続されたあらゆる機器まで、
すべての環境において動作可能なオープンソースのソフトウェアオペレーティングシステムです。

とあるように、またまたOSSです。

無料でありがたく使わせていただきましょう。

 

早速インストールしてみた

UTMの公式にUbuntuのインストール方法も書かれていますので、それに従いましょう。

docs.getutm.app

 

UTMの操作

UTMの画面上では、基本的には何もチェックせずにそのまま進めていけばOKなようです。

Ubuntuインストーラが起動するまでは、以下のような画面が出てきますが、少し待てばちゃんとインストーラの画面が出てきます。

Ubuntu Proって?

Ubuntuをインストールしていく中でなんだろう?と思ったのですが、どうやらUbuntuにはPro版が存在するようです。

通常版との違いは10年間メンテナンスされると言うことで、LTS版よりも長く利用できるようですね。

個人であれば5台までは無料で利用できるようですが、仮想環境なので簡単に上げ下げできるので、今回は通常版をインストールしておきます。

N.B.: Subscriptions are not just for enterprise customers. Anyone can get a personal subscription for free on up to 5 machines

https://ubuntu.com/pricing/pro

GUIを入れる

ARM版の場合はUbuntu Serverとなるようなので、GUIを作るためにドキュメントに記載の通り、コマンドを打ってubuntu-desktopをインストールしましょう。

$ sudo apt update
$ sudo apt install ubuntu-desktop
$ sudo reboot

 

そして再起動すれば、無事GUIが表示されます。

が、単にインストールしただけだとUIが英語になっていますので、日本語化しましょう。

UIを日本語化する

設定から「Manage Installed Languages」をクリックして、インストーラを呼び出します。

その後、「Install/Remove Languages」をクリックし、Japaneseを選択したら完了です!

 

と言いたいところだったのですが、グレーアウトされてしまい、選択できませんでした…

 

色々試していたのですが、一度ログアウトしたら問題なく選択できるようになりました。

 

と言うわけで無事日本語化完了!

といきたいところなのですが、Firefoxが豆腐になってしまいました…

Firefoxの豆腐状態をなんとかする

豆腐状態とは以下のような状態で、日本語の文字が変になってしまうことを指しています。

こちらの修復のために、日本語パッケージをインストールします。

$ sudo apt-get install firefox-locale-ja

Ubuntu日本語フォーラム / Firefoxが英語表示になっています

が、これでもうまく動かず悩んでいると、デフォルトのフォントがいつからかTakaoからNotoに変更があったと言う記事を散見しました。

この情報を参考に、以下のコマンドでTakaoフォントをインストールすると…

$ sudo apt install fonts-takao

無事、日本語化できました!

UIがまともになったので、ここからは普通に操作すれば好きにカスタマイズできますね。

クリップボードを有効化する

次の手順であるクリップボードの有効化の手順でSPICE Agentをインストールする必要があるようでしたが、どうやらubuntu-desktopをインストールする際に自動的にインストールされた?ようです。のでここは対応不要でした。

 

感想

やっぱり文字化けにはいつも悩まされますね…

いい感じに環境が構築できたので、これからはこの環境を活用して色々遊んでいこうと思います!