連続でDNS関係の話ですが、最近少しDNSサーバも触り始めて、いろいろ設定値があるんだなぁと感心したのでここにまとめていきます。
とりあえず有名どころを押さえる
CDNを提供しているcloudflareの記事があったのでそれを読むことにします。
コピペ記事になるのも良くないので、自分なりに覚えやすい語呂合わせのようなものを作っていこうかなと思います。
Aレコード
いわゆるIPアドレス(IPv4)が引けてくるもので、いの一番でAということでしょうか。
AAAAレコード
こちらはIPv6が引けてくるということのようです。
おそらく、IPv4が32bitに対して、IPv6が128bitなので、4倍引けるからAが4つということなのでしょう。
MXレコード
メール用ということで、M(メール)をX(エクスチェンジ)するものと考えて良さそうです。
普通のハガキはエクスチェンジというよりsendするイメージなので、電話の交換局のようなイメージの方が近そうですね。
Telephone exchange - Wikipedia
TXTレコード
SPFやDKIMのようなメールのセキュリティに関連するレコードもここに書くようで、メモ書きというよりはそちらの用途の方が多そうですね。
過去記事を見ていただけると嬉しいです!
NSレコード
権威サーバ(ネームサーバ)を示してくれるもので、上の記事でも似たようなことをしましたが、google.comでは、以下のもののようです。
$ dig NS google.com +noall +answer
; <<>> DiG 9.10.6 <<>> NS google.com +noall +answer
;; global options: +cmd
google.com. 21600 IN NS ns1.google.com.
google.com. 21600 IN NS ns2.google.com.
google.comの名前を教えてくれるのはns[1-4].google.comであることがわかります。
SOAレコード
start of authorityの頭文字で、あまり意味がわからないですね…
必須のレコードになるようで、これがないと始まらないし、権威を示すようなので、Authorityだけ覚えておけば良さそうです。
中には、ドット区切りでメールアドレスが書かれていたりします。
例えば、Googleでは、dns-admin.google.comがの一番左の部分を@に変えたものがメールアドレスになるようです。
$ dig SOA google.com +noall +answer
; <<>> DiG 9.10.6 <<>> SOA google.com +noall +answer
;; global options: +cmd
google.com. 16 IN SOA ns1.google.com. dns-admin.google.com. 626308993 900 900 1800 60
PTRレコード
IPアドレスからの逆引きで利用するもので、in-addr.arpaで引く時に利用されます。
PTRは、プログラミングする場合にたまに略で出てくるポインタのことのようです。
IPが指す名前を示すという意味でポインタ…なんですかね?
感想
DNSレコードはいろいろとありますが、あまり覚えていなくても英単語を想像することでなんとかなりそうですね。
とはいえ、大文字が何個か並んでいて英単語を想像するのは辛いので、出来れば説明する文章には併記して欲しいものですね。
最後に、MXレコードのイメージを書いてもらってこの記事は終わりにしようと思います。