鹿色のIT雑記

エンジニアの鹿色がIT技術を追いかけていくブログです

SunoAIにブログのテーマソングを作ってもらった

GWも終わって、ぼうっと動画を見ていたら、Youtuberが面白そうなことをしていたので、今更ながら触ってみました。

SunoAIとは?

誰でも凄い楽曲を作れる生成AIとのことです。

suno.com

 

Googleアカウントなどで無料のアカウントを登録することで、毎日50クレジットが付与されます。

歌詞ひとつに対して、10クレジットで2曲生成されるので、無料アカウントだと実質5つの歌詞に対して10曲生成できる形になります。

ただし、制限があるようで、曲の長さは2分までになるようです。

 

Suno AI - Wikipediaによると、Microsoftと提携していて、CopilotにもSunoが提供されているようです。

もしかしたら、Bingから直接楽曲を生成できるようになるかもしれませんね!

 

Suno凄い

さらにWikiを見ていて気づいたのですが、文章から発話を生成するAIもOSSとして公開しているようです。

GitHub - suno-ai/bark: 🔊 Text-Prompted Generative Audio Model

Usage in Pythonにpizza.webmというサンプル音声があるのですが、めちゃくちゃ自然な発話ですね…

歌わせることができるのだから、当然発話は普通にこなせるということだとは思うのですが、いやはや、感動しています。

 

どうやってテーマソングを作っていく?

Bingに歌詞を作ってもらおう

自分で作るのも大変なので、以下のようなプロンプトをBingに投げ込んで、歌詞を生成してもらいました。

ブログのイメージにあった歌詞を生成してください。

このブログでは、エンジニアの鹿色がIT技術を追いかけていく内容を書いています。
主なカテゴリは、技術・日常・トラブルシューティングです。

以下のような形式で出力してください。

[Verse]
イントロの歌詞

[Chorus]
サビの歌詞

[Verse]や[Chorus]は配下の歌詞がどの部分に当たるかをSunoAIが解釈して、いい感じにしてくれる命令となります。

他にもいろいろな命令があるようですが、Verse and Chorus – Suno.wikiのリンクを参考に組み合わせてみてください。

なお、[Sad Verse]などでイメージを変更したり、[Gospel Choir]のようなメタタグを指定することで、ボーカルのイメージを変更することもできるようです。

BingはGPT-4を無料で使わせてくれるので、ちゃんと構造を解釈していい感じの歌詞を作ってくれますね。

[Verse]
コードの海を泳ぎ続け
バグと戦う日々の中で
キーボードは剣、知識は盾
鹿色のエンジニア、未来を切り開く

[Chorus]
リファクタリングの風に乗せ
最適化の光を追いかけて
日常も技術もトラブルも
すべてを乗り越えて、新しい世界へ

ちなみに、タイトルは「デジタルの海を越えて」ということでした。

 

Style of Musicに好きなスタイルを入れれば、そのスタイルで生成されます。

今回は、animeを指定しました。

SunoAIに歌ってもらおう

まずは聴いていただければと思います。

デジタルの海を越えて by @fashionforwardcompression122 | Suno

いい感じだと思いませんか?

気をつける点としては、漢字はうまく読めないものがあるので、そこはひらがなに直してあげる必要があるくらいです。

鹿色はもちろん読めなかったのでひらがなに直して再生成しました笑

感想

めちゃくちゃいい感じの曲ができてびっくりしています。

インストだけならまだしも、ボーカルもしっかりと歌ってくれて、進歩すごすぎない?という感じです。

無料でここまでできると、自分は何を作ればいいんだろうなぁと、作曲家でもないのになんだか悩んでしまいますね笑

ちなみに、もっと曲を作るぞ!となった場合に、有料プランでも月額10$で月に500曲、30$で月に2000曲と、円安で少し高い感じはしますが、こんな曲を作ってくれるなら、課金して遊ぶのも楽しそうですね。

 

SunoAIだけでなく、UdioやStable Audioなど、他にも音楽の生成AIがあるようなので、自身の気にいる分野が得意なものを探すのも楽しいかもしれませんね。